さんしょう亭ぬおぬお

ヌオーちゃんがすき 雑記用

続・花鳥風月に行った

※ライブの感想ってより自分語りが多いです。でもライブの内容にも一応触れているので、若干のセトリバレあります。

 

 

2021年10月16日、Hello! Project 2021 秋 「続・花鳥風月」チーム「風」 広島夜公演に行ってきた。

 

ハロプロについては、Youtubeに公式があげてくれてるMVを眺めて、「この曲いいな~」「みんなかわいいな~」くらいの感じでゆる~く楽しむ程度の人間だった。あとは、これも公式があげてくれてる、OMAKE CHANNELの動画を微笑ましく眺めたり、メンバーの子のブログをたまに読んだり。それで十分満足していたし、ライブやイベントに興味こそあれど、地方在住なのもあって、正直「一生在宅だろうな」と思っていた。

 

そんな私が、ついに、現場に足を踏み入れてしまった。

理由は単純で、好きだなあ、と思っている子に、会いに行きたいな、と思ったからだ。

 

もともと、春の花鳥風月も、公演の存在を知った時には既に期間が終わってしまっていたのだけれど(公演情報を熱心に追っているわけではなかったので)、チーム「風」のメンバー一覧を見た時、「私のための公演か?」と思ってしまうくらい、各グループで好きだな、気になるな、と思っていた子がめっちゃ揃っていたので、「近くでやってたら行きたかったな~」とは思っていたし、後日配信していたという情報も後で知ったので、「円盤出る予定ないのか~」とちょっと泣いた。

 

そんな折、「続・花鳥風月」の開催を知った。発表されてわりとすぐのことだったと思う。

「これはまたとないチャンスなのでは!?」と、すぐさま各チームの公演日程をチェックした。チーム「風」、広島公演、行けるのでは……?

普段の自分であれば、行くことを即決していただろう。それができなかったのは、まず一番に、気軽に県境を越えることがためらわれるこのご時世のせい。実際、広島県では8月下旬に緊急事態宣言も発令されていた。噂話が瞬く間に広まってしまうこの片田舎、一応ワクチンの接種は2回済ませていたし、ここで過ごしていたって感染するときはしてしまうんだろうけど、「もし、万が一」を思うと、わざわざ危険を冒してまで都会に出てしまってもよいのだろうかと考えあぐねてしまった。人の多いところに出かければ、ここにずっといるより感染の可能性が高まるのは事実だから。(自分は無症状でも周りの人にうつしちゃうかもなのもこわいよね)

他にも、ハロプロエアプの自覚があったので、ライトに好き~くらいの自分が現場に行ってもいいんだろうかみたいな気持ちがあったり、やっぱりはじめての現場となると不安な気持ちが大きかったり、あと10月の頭には父が倒れて入院したとの知らせを受け、しばらく実家へ滞在することが決まり、いつ自分の家に帰れるかすらもわからなくなって、「そもそも16日までに私が会場に行ける状態になっているのか……?」となったり(今は無事に容体安定しました)、いろんな「でも、でも、」が積み重なって、行くかどうか本当に悩んだ。それでもやっぱり、日に日に行きたい気持ちは募っていって、結局、私が一般でチケットを取ったのは、公演まであと2週間を切ってからのことだった。そのときには昼公演は既に売り切れていて、宣言明けたとはいえせめて広島での滞在時間を最低限にするためにも行くなら日帰りだなあと考えていた私は、帰りの交通手段の有無を確認・シミュレーションしてから、夜公演のチケットを購入した。

 

いわゆる「現地」に行くのは、おそらく2年以上ぶりになる。私の記憶が正しければ、2019年5月のSideM4thが最後だった。ライブビューイングも含めるならば、2020年2月のテニミュ3rd全国立海大千秋楽以来。それ以降は、もっぱら配信で視聴することが中心になったし、何度か現地のチケットを手に入れてはいたんだけど、全部コロナの影響で潰れた。

 

本当に久々の現場。チケットを取ってからは、毎日「ハロコン 持ち物」や「ハロコン 服装」などのワードでGoogle検索をかけていた(セトリバレ踏まないように少し気を付けた)し、ラ!のライビュ以来使っていなかった乾電池式のペンライトを数年ぶりに引っ張り出した。が、多色ペンラ1本じゃなんとなく心もとなくて(いつも単色ペンラ15本+多色ペンラ1本とかだもんな)、アイマス現場で使っているボタン電池式の多色ペンラも一応持っていくことにした。あと浮かれすぎてチケットの発券開始日を1日早く間違えていた。意気揚々とコンビニに発券しに行ったら、「明日からですよ」と言われ、ちょっと恥をかいた。座席を確認したら、2階席のほぼ最後列だった。所詮は一般で取れる座席、最初からさほど期待はしていなかったし、比較的近隣の会場に来てくれて、同じ空間に居られるだけでも万々歳だ。

公演の1週間前、さすがに最後方だしなあ……と、Amazonで双眼鏡を買った。舞台を観劇する機会がそこそこあったときにも買おうかどうか迷っていたものだ。各方面で推しのグループカラーやメンカラが青系なことが多いので、当然のように青いものを買った。それから「どうせ人に会わないから」と半年間サボっていた美容院を予約して、ばっさりと髪を切り、染め直し、トリートメントもしてもらった。(完全に余談であるが、色の抜けきっていたもっさり茶髪プリン頭を青みのグレーアッシュ――といってもほぼ黒に染めたので、「え、鷹城恭二……?」になった。別に意図的ではなく後から気付いた)

3日ほど前には、「当日にはこれを着ていこう」と、押し入れからロイヤルブルーのカーディガンを引っ張り出し、ファブリーズをかけ、ハンガーで見えるところにかけておいた。

「あ、これ、思った以上に楽しみにしてるな」と自分で気が付いたのは、公演前日の夜、Youtubeでハロ曲のMVを眺めながら、ロイヤルブルーのポリッシュを爪に乗せているときのことだった。

同時に、前日にちょっとお高めのトリートメントを使ってみたり、普段はしないフェイスパックをしてみたり、丁寧に自分をケアしたのっていつぶりだろう、とふと思った。これやってるとテンション上がるし、次の日には現場がある実感がわいてくる。以前は現場に行くたび、人と顔を合わせる機会があるたびにやっていたものだけど、この感覚をすっかり忘れてしまっていた。

もともとは、応援している人たちであったり、会う予定の人だったりに、自分がみすぼらしい身なりをしていることで恥をかいてほしくないなと、せめてもの気持ちでやっていたことだった。直接会う予定の人はともかく、応援している人たちに自分が見られるわけでは基本的にはないんだけど、周りには「その人のファン」という目で見られると思っているので、やっぱりそれなりに不快でない姿ではありたい。「誰かのため」という大義名分で行われていたそれは、自分のためでもあったのだと、あらゆる意味で、現場がオタクの生活の中心で、それに生かされてるんだなと実感した瞬間だった(少なくとも、私にとっては)。

 

そうして迎えた、私にとってはじめてのハロコン、控えめに言って最高だった。

実際席についてみると、2階席ほぼ最後列とはいえ、肉眼でも十二分に楽しめる距離だった。それでも、さらに双眼鏡使うと表情とかくっきりわかって「すげ~~~!!!」となった。買ってよかった、双眼鏡。

 

個人的に印象に残っている場面をいくつか。(語彙力低下、許して)

公演名的にやるかな~とは思っていたけど、開幕セクボでテンション爆上がりした(アタシ セクボ スキ)。その後も好き曲連発しまくりで、好きだな~と思っている子が、好きな曲を歌っているところを、生で観られるのって、なんて贅沢なんだろう……と思った。

最初のMC、るるが凱旋だねって話の時、会場全体がオレンジに染まって綺麗だった。私もオレンジ振った。「2階席の方もありがとう」って言ってくれて嬉しかった。めっちゃぶんぶん手振っちゃった(レギュレーションの範囲内で)。

「アツイ!」だったと思うんだけど、鈴ちゃんと愛生ちゃんの年少メンバー二人が、イントロのダンスしてるのめちゃくちゃ良かった。可愛い。

「泳げないMermaid」、大好きソングなので聴けて嬉しかったんですけど、「しおんぬの『お願い』パート誰がやるのかな?」と思っていたらこころちゃんがやってて、声の伸びに驚いた。すごく綺麗で良かった。その直前のりかことかわむーのソロパートもそれぞれめちゃ好きなので、本当に聴けて良かった。

これはどうしても抑えきれず公演終わってすぐくらいにもふせったーに書いたんですけど、りかことかえでぃーの「ROCKエロティック」、あれ、耐えられた人間、いたんですか? 選曲した人、需要、"""わかりすぎて"""いませんか? 声出しOKだったら黄色い悲鳴めっちゃ上がってたと思うし、SideMの現場だったら膝から崩れ落ちる人間続出してた(???)。私も「はわわ……♡♡♡」になりながら双眼鏡でしっかり見た。他にもいっぱい思うこと絶対あったはずなのに、これでなんかいろいろ飛んじゃった。

高瀬さんとかわむーと紗栞ちゃんの三人曲が「愛ってもっと斬新」なの、すげえわかる……になっちゃったな。なんでかは自分でもよくわかんないんだけど。

「マナーモード」!!!!!!!大好き!!!!!!!!!!!好きな曲を好きだな~って子が歌って踊ってるの、やっぱ最高なんよ。

八木栞ちゃん、新人の子とは思えないくらいパフォーマンスが堂々としてて素敵だった。おうた、上手いわね…………。

ダンス部のダンスパフォーマンス、ほんっとにかっこよくて……今回美葉ちゃんお休みだったんだけど、舞台袖で控えてる美葉ちゃんに、ステージ上の皆がアイコンタクト送ってたって後のMCで高瀬さんが言ってて、ほっこりした。

るるがご当地MCで、宮島の食べ歩きのおすすめにあなごめしを挙げていたので、帰り際に駅で買って、家についてから晩ごはんに食べた。めっちゃおいしかった。

アンジュルム勢の後半衣装、たぶん愛されルートのだと思うんだけど、やっぱこの衣装めちゃ好きだな。

高瀬さん、表情がず~っとくるくる変わる。可愛い。ずっと見てたい。

最後の曲、あゆみんにっこにこで踊っててめっちゃ可愛かった。鈴ちゃんはスン……って顔して踊っててちょっとおもしろかった(可愛い)。

 

本当は上で触れてない曲も全部良かったし、もちろん言及してない子たちもめっちゃ素敵だった。目が追い付かない。片手にペンラ、もう片手に双眼鏡のスタイルだったんですけど、好きな子の表情も追いたいし、でも他の子の表情だって見たいし、そもそも全体だって見渡したいし。ペンラももっと持ちたいし(一応2本持って行ってたのに1本しか振れんかったな……)。顔と腕が足りん。阿修羅になるしかなくない? みなさんどうしていらっしゃるんだろう。

 

ハロの現場、どんな感じなんだろう……と思いながら訪れてみたんだけど、意外と女性の方も多くて安心した。体感半々くらい? チーム「風」のメンバーに女性ファン多そうな子結構いたのも多少は関係あるのかな。

公演時間1時間半程度、完全着席制、声出しNGなので、初心者にも優しい公演だなと思った。公演時間短めではあるんだけど、物足りないという感じも全くなく、大満足。

 

あと、一回生で見てしまうと、もっと彼女たちのパフォーマンスが見たいよ~~~ってなっちゃうね。

ハロで私が特に好きだな~と思ってる子筆頭のひとりが石田亜佑美ちゃんなんですけど、やっぱりすっごくかっこよくて、かわいくて、最高だなってなった。なんか名前出したらもっと好きになっちゃいそうだから控えめにしてしまった。今回は彼女の姿が見たい!を一番の理由に参戦を決意したわけなんですが、すごくすごく悩んだけど、行って良かったと心から思う。

 

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本来であればFSKと一緒に会場の写真でも撮るとよかったんだろうけど、ゆる追い程度の私はFSKを持っておらず、さらに外は雨が降っていて傘も忘れてしまっていたので、せめてもの気持ちで中でやってた物販のポスター見本を撮影した写真。

 

他にも言いたいことあった気がしたけどまとまりきらん

おわり